1月8日にJA佐渡の新穂支店にて新規就農者懇談会が開催されました。新規就農者18名とJA担当職員、佐渡地域振興局、佐渡市、JA全農にいがた等、総勢60名が参加し、経営確立に向けた情報交換を行いました。
はじめに経営管理委員齊藤会長から「今後３年で水稲・園芸・畜産の三本柱を軸に生産活動の再構築を進める。若手農業者である皆さんの力に期待しています」とあいさつ。その後、農業情勢の報告や担い手支援の状況報告が行われました。
事例報告では赤泊地区の佐々木健二さん（４１）から「我が家の農業経営について」と題し、育苗・水稲・ゴーヤ・採種南瓜・干し柿の複合営農を展開する内容や施設規模・栽培スケジュール等を報告しました。地域の離職者を臨時雇用する取り組みや、サラリーマン時代以上の年収を確保している報告に、新規就農者の皆さんは大きく頷きながら聞き入っていました。
その後の質疑応答では「先輩農業者の発表には力付けられた」「６次産業化や販路の確保について助言が欲しい」など積極的な意見交換が行われ、参加者からは「前向きな発言が多く、とても刺激になった」と感想を述べていました。
