みかん栽培の北限が、佐渡であることはご存知でしょうか?佐渡のみかんは小ぶりですが、バランスのとれた甘みと酸味がギュッと詰まっています。先日、みかん倶楽部の取材で撮影した際には、みかんを1つずつ丁寧に収穫していました。
みかんの栽培は早春の剪定から始まります。樹に元肥をしっかりと与え、7月と8月に摘果を行います。化学肥料を最低限にし、堆肥をしっかりと与えるほか、除草剤をなるべく使わずに草刈りを徹底することで病害虫予防をしています。収穫したみかんは1週間から10日ほど保管して酸度と糖度のバランスを整えてから出荷します。2年前から温度、湿度の変化が少ない佐渡金山の坑道で貯蔵し、金山で熟成されたみかんとしてブランド化を図っています。