佐渡では日本海を北上してくる対馬暖流の影響で温暖な気候のためミカンが栽培されています。品種は、「ゆら早生(わせ)」と「田口早生」です。
剪定研修では、木全体がワイングラスのような形になるように日当たりよく剪定することがポイントだそうです。剪定の仕方によって病気になったり、老化が進んだりするため、初期の剪定に最新の注意を払う必要があります。また、高品質果実を連年生産するには葉が重要ですので、葉果比を考慮し葉を減らすリスクを踏まえて剪定します。最適な剪定技術のすり合わせを生産者みんなで共有化しました。
佐渡のミカン栽培の歴史は古く、文化13年(1816)~弘化年間(1844~1847)に記された「佐渡志」に、ミカンの記述があるそうです。今から約200年~170年以上前からミカンが作り続けられています。
佐渡のミカンの出荷は、11月から始まります。