耕作放棄地をひまわり畑にする「佐渡ひまわりプロジェクト」で作られたひまわりの迷路が見頃を迎え、多くの観光客で賑わっています。佐渡金山に至る道の景観を整えるべく、連合佐渡やJA佐渡など有志でつくる実行委員会が今年はじめて企画しました。佐渡市沢根の畑で6月にボランティア150名による種まきが行われた後、関係者らが迷路を形成するために間引き、間引いたひまわりは介護施設など希望者へ配布されました。
8月に入ってひまわりは1.5mの高さに伸び、大輪の花を20日頃まで咲かせています。そのひまわりに埋もれる様に迷路を巡るほか、中央に作られた展望台から一面を見下ろせます。11日には強い日差しの中、家族連れやカメラを持った観光客らが迷路を楽しみました。神奈川から旅行で来た夫婦はひまわりを背景に記念撮影し、「佐渡金山に向かう途中で気になり立ち寄った。とても良い想い出となった」と話しました。