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JA佐渡ASIAGAP研究会(3農家・2法人)が団体認証取得


2019.08.26

JA佐渡ASIAGAP研究会(3農家・2法人)が団体認証取得
~ASIAGAP認証JA団体では新潟県初~

 JA佐渡ASIAGAP研究会に所属する稲作を手掛ける3農家・2法人が、ASIAGAP団体認証を7月に取得しました。

 佐渡の農業が小規模農家(1ha以下、兼業)と大規模・複合営農・加工農家(5ha以上)の2極化が進んでいたことから、規模に応じたきめ細やかな営農指導を目指す中で、大規模農家への専門指導としてGAP手法を導入した「より良い農業経営のシステム」の実現が図られました。平成29年度より認証取得の為の書類整備やJA職員の指導資格の準備を進め、平成30年5月には農家数名と独自に学習会を開始。丸1年をかけて、3農家・2法人と共に認証取得の為の研修を重ね、平成31年1月に正式に研究会を設立し、同4月に認証審査を受けるまでとなりました。研究会の他に20の個人・法人が認証取得に向けて栽培計画の文書化や農薬の選択、計画通りの実践など研修を重ねています。

 8月26日には関係者が佐渡市役所を訪問、三浦基裕市長に認証取得を報告しました。研究会の仲川芳信会長は「2年後の更新を目指し、食の安全と環境に配慮した農業の継続を心掛けたい」と話し、三浦市長からは「更新への支援予算を計上しているので、取り組み農家を拡大し継続して欲しい」と今後の支援を約しました。


【 ASIAGAP(アジアギャップ)とは 】

 国際基準に沿った農業生産工程管理の認証制度で、食品安全、環境保全、労働安全を確保するための取り組みで国や県が取得の促進をしています。
 農薬の適正使用と保管、機械や設備の点検整備など約160項目が審査され、2年ごとの審査により更新が行われます。





 
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