うめ倶楽部を取材した様子をお届けします。
梅の栽培は冬の休眠期に、枝のせん定と病害虫対策として石灰硫黄合剤を撒くところから始まります。しっかりと防除して春の開花期に備えるほか、取材先では有機肥料作りにも精を出していました。近所の山間や側溝から集めた落葉などにボカシを混ぜて時折撹拌し、園地の隅で発酵させています。出来上がった有機肥料は梅の生育状況や時期に合わせて適時、園地にまいています。
そうして手掛けた梅は、同地区の北雪酒造と契約し梅酒造り用として出荷されています。また、直売所にも出荷がありますので、梅を店頭で見掛けたら、ぜひ梅干しや梅酒を作って自家製の味をお楽しみください。