酪農部会を取材した様子をお届けします。
酪農部会に所属する酪農家はすべて、厳しい審査を通過し畜産安心ブランド生産農場として認定された「クリーンミルク生産農場」です。その生乳は佐渡乳業に運ばれ、美味しい「佐渡牛乳」やバター、チーズなどの加工品となります。
酪農は早朝の餌やりと寝床の清掃から始まります。その後に朝の搾乳を行い、バルククーラー(タンク)に生乳が貯蔵され、佐渡乳業のミルクローリーが1日1回、生乳を集荷していきます。昼夕にも餌やりと清掃のほか、夕方に再度搾乳が行われます。
毎日かかさず作業をすることで、牛の健康管理と清潔で過ごしやすい環境づくりをしています。自家製の飼料にもこだわって、高品質な生乳生産に努めています。取材先では飼料用米の稲の実と茎葉を発酵させるWCS(ホールクロップサイレージ)や自家製トウモロコシなどを与えていました。