切り花倶楽部を取材した様子をお届けします。
佐渡では菊、アスター、ストックなど様々な品種の花が栽培されています。佐渡は地域によって季節の寒暖差、積雪の有無など気温や土壌に合わせた多種多様な切り花が市場や直売所、商店街の花屋などに出荷されています。
菊の栽培は、収穫を終えた菊の株を11月頃にハウス内に移植して越冬させることから始まります。春暖かくなるころに芽吹く新芽を使い、新しい菊の芽を育て定植します。定植後3~4ヶ月ほどで出荷できるので、品種や定植時期を調整して長い期間、出荷できるようにしています。盆花で忙しい夏は、朝4時から収穫して束ね、翌日に検品、ラッピングして出荷しています。