長ねぎ倶楽部を取材した様子をお届けします。
長ねぎの栽培は年3回、苗づくりから始まります。品種によって9か月で収穫できるものと約1年で収穫できるものがあり、時期に合わせた品種の栽培を行うことで長期間、長ねぎを出荷できます。
栽培に約1年かかる「坊主知らず」という品種は5月に株分けして育て、9月に定植します。畑で冬を越し、翌5月から出荷が始まります。栽培に約半年かかる品種は、11~12月に種まきをして3月から定植し7月から出荷する品種と、3月に種まきをして5月に定植し9月から出荷する品種があります。
長ねぎ栽培の大敵は軟腐病などの病気なので、病気になりやすい梅雨などの長雨を避けて出荷し、同じ場所で同じ品種の栽培を繰り返さないなどの工夫を凝らします。