みんなで創りあげよう~地域営農ビジョン~ 佐渡の未来予想図
JA佐渡本店を会場に、支店別に策定中の「地域営農ビジョン」についての報告が支店運営委員代表者会議の中で行われました。
昨年6月より各支店でプロジェクト委員会を立ち上げ、地域のみなさんと「地域の現状整理」や「これからどうしたいか」「何が出来るか」を考えて来ました。
「国の農政の変革に先駆け情勢の安定しない今「地域営農ビジョン」を策定する必要があるのか?」との意見も最初は有った様です。が、何はともあれ地域の皆さんとのお話合いも進んでいるようです。・畑作が盛んだから、もっと畑作頑張るよ。
・果樹に力入れるよ。
・地域のかぁちゃんパワーで直売所頑張るよ。
・中山間地の畔草刈が大変だからヤギを飼おうと思ってるよ。
・ワラ細工に取組んでるよ。
・山菜の採取から生産にシフトするよ。
・ゴーヤやさくらんぼに力入れるよ。
など、代表のみなさんから報告がありました。
また、全支店共通しての課題は、担い手の確保でした。集落単位や集落の枠を飛び越えて協同組織を作る事で高齢化を乗り切ろう!との事でした。
地域営農ビジョンは「人・農地プラン」の前段ともなるプロジェクトです。
高齢化により個人では農業を営むには支障が出てきた今、地域一丸となって組織し、補助金をもらって活動資金をまかなう必要があります。
【1支店1協同活動】をスローガンに、日頃みなさんが感じている農業への不安を解消し、いずれ地域の産業として成り立つ「何か」を見つけるお手伝いをJAもしたいと思っています。
地域のみなさんのヤル気が大切です!
一緒にがんばりましょう!