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4/3、ときわ丸一般公開


 4月3日、ときわ丸の一般公開が開催され、関係者、島内の旅行・宿泊関連業者、一般参加者で約2,700人が19年ぶりの新造フェリーに乗り込みました。
実に佐渡島民の5%弱が参加した事になり、それだけ注目度が高い事が伺えます。



 桟橋から入ってすぐのエントランスホールはさながら高級ビジネスホテルのラウンジの様です。
また、船内各所に陶板や木版画、デジタルフォトの芸術作品を展示して高級感を出しています。



 2等船室もガラス張りでお洒落になりました。
窓際の席はテーブル付きのゆったりとした座椅子で、浪間を眺めながら船旅を楽しめそうです。



1等座椅子席は靴を脱いで気楽に過ごせそうですが、靴の間違いにだけは注意が必要そうですね。



 エントランスホール付近には優先席とキッズルーム、授乳室があります。
優先席では車椅子・子供連れ・妊婦・けが人・老人のマークが提示されています。



 これまでの船と「ときわ丸」の一番の違いは、船首に広がる展望ラウンジと操舵室が見れるガラス張りです。

従来では船尾方面に甲板があるのみで、進行方向を見るには煙突などが視界に入りましたが、ときわ丸では船首方向が解放されているので、これまでとは違った佐渡-新潟航路が楽しめます。

また小スペースですが通路のガラス張りから操舵室が見えるため、電車の運転席を見る様な感覚が味わえます。



 3等航海士の二階堂氏いわく、
「ときわ丸はデザイン性と乗客の快適さを重視し、ホテルにいる様な空間を提供します。デジタル化と快速・快適さを求めた結果、佐渡-新潟間をこれまでより10分短縮した2時間20分で結びます。皆さまのお越しをお待ちしてます。」との事でした。



 
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