2月9日にJA佐渡本店において、中央選果場管内の「おけさ柿生産者大会」が開催されました。生産者65名のほか市場・行政関係者を合わせて98名が参加し、優秀生産者の表彰のほか、栽培技術・産地課題と振興策について確認されました。
はじめに経営管理委員の齊藤会長より「28年の霜被害、29年の生理落下や豪雨、更には台風と近年の天候は農業への影響が大きい。いかに増やすか、いかに作るか、いかに高く売るか、課題の解決に向けて知恵を出し合い、新しい出発の大会としたい」と挨拶があり、新たな技術の研究や冷蔵柿や干し柿・あんぽ柿への積極利用等の取り組みが話し合われました。
市場関係者からは「札幌で行われたおけさ柿の食育授業や学校給食への提供は好評で継続したい」「10月の台風後は黒変果が多く、単価に影響」「はブランド以上の柿を作り、さブランドのファンを作る」といった講評が述べられました。また、冷蔵柿の試食と状況報告があり、市場関係者からは「この時期に実が固いのは珍しい」「2月は果物がなくねらい目」「今までと違うパターンの冷蔵柿なので、色々試験して商品化を」と好評でした。
〔優秀生産者表彰〕廣川昭一さん(両津支部)
〔支部表彰〕 新穂支部